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☆研究報告書014☆
ルールとレフリーについて2
2006/6/12

久しぶりの更新となりました!(^^;)
昨日の全日本関東大会によるインラインホッケーの5オン5の大会でいろいろと勉強をさせていただいたのでそれについて書きたいと思います。
まず最近アイスホッケーでも話題になっているかと思いますが新基準と言われるルールブックの遵守、判定基準の厳格化という点です。
私もつい先日までルールが改正になった、と思っていたのですがアイスホッケー連盟の方にルールなどを教わる機会がありまして、それによりますと、もともとルールブックに書かれている通りの判定基準に「戻す」という意味合いが強いようです。
新しいルールが追加されたということではなく、あくまで反則をとる際に、どれくらいで反則になるかという度合において、広がってしまっていたグレーゾーンをルールブック通りの基準に厳格化するということのようです。
たとえばインターフェアランスという妨害行為に関する記述でルールブックには「パックを保持していない相手の進行を妨害したり〜(中略)プレイヤーにマイナーペナルティが科せられるものとする」とありますが、今までは実際には相手に対してスティックをかけて押さえたりしながら、進行や動作を妨害する行為もある程度の度合いまでは認められていました。
しかしこのような行為に対しても現在では厳格に反則行為として扱われるようになりました!
以下に非常に参考になるページがありますのでご覧になってください↓
http://www.kihf.net/detaild.php?d=1446
さてこのような流れはインラインホッケー界にとっても非常に喜ばしいことだと思いますが、確かに選手の間では今まで大丈夫だった行為が反則となることに戸惑いも多いかと思います。
ただこれは同じルールのもとに行われるわけですからどちらか一方に不利になるということではないので選手としてもよく勉強しておくことが必要になることでしょう。
この基準での試合進行は非常に守るのが難しいことになるとは思います。
ある程度のラフプレーでカバーされていた大部分は不可となることになろうかと思いますので、より守りにおいてもテクニックとスピードが要求されることになるのではないかと思います。
さて今回開催が危ぶまれた大会でしたがいろいろとお話を聞かせていただいてインラインホッケー界にとっては非常に難しい課題が突きつけられていることを痛感させられました。
まずレフリーやオフィシャルなどのスタッフを育成する場があまりにも少ないこと。
次に、そのため現状の少ないスタッフでの大会運営を選手の自主的なオフィシャル参加などにより成立させていかなければならないが、しかし、ルールの判断基準を地方大会から全国大会レベルまで統一しなければならないということ。
地方の予選では大丈夫だったのに全国大会では反則をとられた、というのでは選手が困惑すると共に勝敗を左右することになるからです。
「選手のためにも統一基準でしっかりとした大会運営を」望む日ア連と、そうはしたいのだが営利目的で大会を開催しているわけではない地方の連盟がなかなか頻繁に大会を開催をするのも難しく(開催場所の問題や登録チーム数が少ないこと、現状のスタッフ不足などがあるのでしょう)、選手層からのレフリーの育成などの時間のかかる作業がなかなか進まない厳しい現状があるようです。
ボランティア的に働いている地方大会開催側の負担も多く、現状の少ないスタッフの運営だけではさらにその方達への負担重くなり、なかなか状況が打開できないようです。
日ア連と地方連盟とで、どのようなやりとりがあるのかは分かりませんが、インラインホッケー界にとっては根本的な非常に難しい問題だと思われます。
高い質の地方大会運営をしなければ選手達が全国大会で困ることになる、しかし、地方大会運営に関しては経験の少ない選手達をオフィシャルスタッフとして育てていかないといけない・・・・参加選手として大会に何か不手際があったときに不平不満をいうのは簡単なことですが、しかし、何も協力しなければ大会自体の開催が不可能になるのは目に見えています。
ルールの遵守、ということで言いますと、防具やジャージへの規定ベンチ役員のなどの細かい規定に関してもこのような全国規模の大会に参加するとなると、ルールブック通り全国共通性が求められることになりますので、ストリートで始めた私たちにとってはなぜそこまでうるさいこというのか、などと文句を言いたくなる方もいるかと思いますが致し方ないことなのですね。。
またさらに全国共通性を難しくする要因に、現在はインラインホッケーではいろいろな団体が大会を開催しているのですが、それぞれの目標になる大会が違っているため、ルールなどの判断基準の統一も難しいことです。
私は不勉強なもので申し訳ありませんが、身近な関東でインラインホッケーが出来る範囲で例をあげますと
日ア連→IIHFインラインホッケー世界選手権
MHL→NARCh
日本ローラースポーツ連盟→FIRSローラーインラインホッケー世界選手権
などがありそれぞれに目標としている世界的な大会がありますのでその大会での判断基準で国内でも大会を開催していると思われます。
そうしますと選手としてはどの大会に出場しても同じルールの判断基準であれば何も混乱しませんが、それぞれに目指している大会の判断基準が若干違うように思われ(当然かもしれませんが)、国内でもルールの差が感じられるのはしょうがないことなのかもしれません。
私が戸塚で開催しているリーグでも、反則の判断基準はIIHFの基準に基づいておりますが、盛り上げるために良かれと思って作っているローカルルールが他の大会では全く通用しないこともご理解いただかないといけませんね。。。
ルールやフェアプレーに関しての普及させていくことの重要性は感じておりましたが各団体の大会ごとに選手はルールに適応していかないといけないというのも大変ですよね。
1年中を通してリーグ戦や大会をを開催している団体でオフィシャルの育成を進めていくことがもっとも望ましいことですが、団体ごとの判断基準の違いを理解しないといけないのは選手としても非常に難しいことのように感じます。
YSHLとしては今回のIIHF新基準は非常にクリーンな試合展開が望めますのでこれに準じてオフィシャルスタッフの方とともに勉強していきたいと思っております。
選手の皆様も、あまり難しいことを考えずに出来るのがインラインホッケーのお手軽さでもあり良さでもあるのですが、勝敗を左右しかねないルールに関してはかなりの時間を使って勉強していかなければならないように思います。
またいろいろな大会がありますがそのルールもまちまちであるのでしっかりと事前に確認することも必要ですね。(特に事前に準備が必要なジャージや装備する防具に関していろいろと規定があるかと思います)
YSHLとしてもルールの説明会や代表者会議などの開催をして理解を深めていく努力をしなければと反省いたしました。
まだまだ自分もルールの理解に関して未熟なところが多く個人的な反省も致しましたが、インラインホッケーを楽しむ選手としてもいろいろと考えさせられる貴重な経験となりました。
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