ライン

☆研究報告書010☆
社会人からの始めるインラインの方向性?1
2004/10/12記
自分は社会人になってから友達にインラインスケートをやらないかと
誘われ、この世にインラインというものがあるということを初めて知りま
した。

でも友人が「フランスではこれで街を滑っているらしい」とか「スキーの
オフトレだけじゃなくて新しいスポーツとして注目を浴びつつある」とか
言われたもののピンと来ることなく(笑)誘われてから3ヶ月くらいは友
人が河川敷で滑っていると言われても見に行ったくらいで、3へえーく
らいしか出ませんでした。

そのうちどこから仕入れてきたのか、「これでホッケーをやっている人
がいるらしいぞ!」と友人に誘われて見に行ってから、暇だしやってみ
るかと始めたのが運の尽き!

めちゃくちゃはまってしまい、一人で何時間も8の字ターンやらバックス
ケーティングの練習をするくらいになりました(笑)

はじめはただ自分が出来ない悔しさを何とか乗り越えようと言う意地っ
張りな性格のせいでしたが、中学生の林君という当時地元でもの凄く
上手いとう少年に出会って彼のハンドリングが上手くてボールを(アス
ファルトでやっていたので当時はボールでした)全く触れなかったのを
きっかけに彼を目標として平日の夜にひたすら練習したのを思い出し
ます。

教えてもらえる環境もなく、友人が見つけてきた外国製のインラインホ
ッケー紹介ビデオなんかみて、「谷口!キャリングの時の足の前後の
並び方が逆だ!」と指摘されてもの凄く凹んだりしました(泣)

そんなこんなで現在8年目かな?上手い人見つけては頭を下げて教
えてもらい、ホッケーの本を買ったり、時には上のクラスの人達のホッ
ケーを真似して喜んでみたりと(汗)えらい遠回りをしたような気がしま
す。。。

そしてこんなお年頃になって、ああ!もっと始めた時にちゃんと基礎を
教われたらこんなに苦労しなくて済んだのに!とか若いときにちゃんと
やっておけばもっと上手くなれただろうと残念で仕方ありません。

でもまだ諦めていませんが!!(笑)


そこで自分が成長してきた過程はあまりに後悔が多いので、「社会人
がインラインホッケーを上手くなろうとしたらどうするべきか」という問題
も真剣に考えるようになりました。

だいたい練習出来る時間には限りがありますよね。体力的な問題もあ
る。試合をする環境は増えてきたものの、親切に教えてくれるような環
境はまだまだ少ない・・・

そのような社会人としてどうしようもない環境は誰しもあることですが、こ
と試合の勝敗については熱くなってしまうもの。どうするか。

自分はまだまだいろいろと研究過程にあるわけですが、インラインホッケ
ーで社会人がどうやったら最短時間で上手くなるか、試合に勝てるかを
考えて見たいと思います。


1.□個人技能の向上□
何と言っても自分が上手くならないことには試合に勝つどころの話では
ありませんよね。基本的に練習量が多ければそれに比例して上手くなる
ことは誰でも分かっていることですが、その時間がなかなか取れないの
が社会人の辛いところ・・・

しかし人の上達するスピードは誰しも同じというわけではありませんよね。
同じようにチーム練習しているのになぜか一人上達のスピードが早い人
がいませんか??

「センスがいい」とか「覚えが早い」とかそんな人達のことを言いますが、
自分もそうではないタイプの人間だったので上記のように苦労しました。。

そんなおり、現役を退いたスポーツ選手が後のインタビューで「もっと頭
を使ってやっていれば良かった」といっているのを見ました。

スポーツ選手は頭が悪いという意味じゃございませんよ!というか一流
の選手ほどかなり頭がいい人が多いのではないでしょうか。古田選手な
んかスポーツマンの鏡みたいな感じですが、あの歳でここまで第1線で
プレーできる一つの理由に古田選手の肉体だけではない部分の力を感
じずにはいられません。

話を戻しますと、とかくスポーツは体を動かしてやるものなので、教える
側も教わる側も「体で覚えろ!」的なところがあろうかと思います。自分
はこれを否定はしませんが、「そんな試行錯誤する時間があるなら社会
人だって何の問題もないよ」と言いたいのです。

そうなんです。体で覚えていく感覚は絶対に必要な要素なのですが、
社会人にそんなに時間はないわけでそれじゃ解決になりません。

そこで私の研究報告書としては
「徹底的に頭を使う」
ということをお勧めしたいです。

では頭を使ったら本当に試行錯誤するより短い時間で上達出来るの
か!?答えはイエス!です。

自分は全く教わる環境なく、止まれるようになるのに初めてから半年
近くかかってしまいました。「止まれる」というレベルも1から10くらい
まであろうかと思いますが1の段階に到達するのにそんなにもかかっ
たわけです。

人間は所詮脳の命令があってこそ動く生き物なので、脳の命令が正
しくならない限り上手くなれません。止まるという動作に自分が出して
いるスピードの自覚、重心、バランス、路面のグリップ、膝の柔らかい
曲げ、腰の使い方、はては上半身の動作中の動きまで全て脳の指令
の元に動いています。

試行錯誤してくいく過程での失敗が「この瞬間のこの動作は失敗」「こ
の動作中のこのバランスは失敗」という細かいところまで体にインプット
されていきます。そしてついにある条件が整ったときにはじめて成功と
いうことにあいなる訳ですが、本当にこの覚え方は短縮出来ないのか、
ということなのです。

初心者や女子にやり方だけみせて手短なアドバイスをしていた頃の上
達具合と、現在動作の一部始終に至る細かいアドバイスをした場合の
上達具合は、明らかに後者の方が時間が短く出来ることに気がつきま
した。

昔は「これは自分が覚えた時のコツだから」と自信なげに教えていたこ
ともありましたが、やはりはっきり「こういう風にすると失敗するのでこう
やるべき」という細かいところまで教えると相手にもストップに対する強
いイメージが出来やすいようです。

スケートの原理や技術のテクニック的な理論をよりはっきりイメージして
練習している人ほど「センスがいい人」「覚えが早い人」なのではないか
と思います。

試行錯誤の部分はバランス、重心、体の動きなどをインラインスケート
の原理を良く理解し、はっきりイメージ出来るようになってから練習する
ことで大幅に短縮出来ます。

というか上級者になればなるほど、その辺を理解して自分自身の更な
る技術の向上、新しい技術の付け加えなどを強く意識して練習をして
いるからこそ、より他の人と差が出ているのと思われます。


というわけで自分は社会人が上手くなろうと思ったら徹底的に頭を使
うべし!を推薦します!







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