





|


☆研究報告書005☆
スケーティング・重心編
前回はウィールに関してでしたので関連して今回は靴にか
ける重心に関しての研究報告です!
☆重心編☆
女子ホッケーのオリンピック出場のニュースが良く聞かれる
今日この頃ですが、「グランドホッケー」と呼ばれる種目でし
ょうか?自分は詳しくないのですがホッケーにもいろいろあ
るんですね!
さて彼女たちは鍛え上げた足で疾走しているわけですが、
インラインではスケートを履かされるので初心者がいきなり
運動靴と同じように動けるようにはなりません。
勝手に回ってしまうタイヤを制御しきれずに転ばないように
バランスを取るようになります。
片足に体重をかけて、タイヤが勝手に回ってしまうと転んで
しまうと言う恐怖感から、足になるべく重心をかけないように
膝を伸ばした、体の中心に重心が来るように両足に均等に
乗った状態になっています。
このような状態では普段の歩行すら出来ないので当然走る
ような速度がでるはずもありません。
普段無意識に行っている重心の移動はスケートを履くことに
よって強く意識されるようになると思います。
両足でバランスを取っている状態では一般的にタイヤの内
側の面を使っていることになると思いますが、インラインには
適当な用語が見あたらないので、アイスと同じように「インエ
ッジ」と呼ぶことにします。
さらに垂直に立てた状態と外側の面を使っている状態「アウ
トエッジ」の状態の3種類になります。
一般的にインエッジは安定して体重をかけられるため、あら
ゆるスケーティングテクニックの基礎になります。アウトエッ
ジはやや不安定になりますがこれも上級者になるためには
必須の技術になるでしょう。
そして垂直にのっている状態ですが、「イン・アウト」がエッ
ジによって別の刃になっているアイスではほとんど使われ
ることはないようですがインラインではここにのることも必要
な技術になっているようです。
「イン・アウト」の重心のかけ方はタイヤのゆがみによる回
転速度の減少と、進行方向に対してインもしくはアウトに
進行方向の曲がりを生じ、蹴り足の力のロスにつながると
考えられます。
そこで無駄なく力を足に伝えるためにタイヤが回転しやすい
状態の垂直に立てた状態もスケーティングで使われます。
初心者が膝を伸ばして足を広げられずにタイヤに対して垂
直気味に重心をかけることは前後の重心のずれによって
後ろに転びやすいと言う(タイヤが回りやすい状態なので)
逆効果だと言えるかもしれません。
いろいろと複雑だとは思いますが、更に今出てきましたよ
うにスケートは靴に対して前後の重心バランスもあります。

アイススケートでは前後が弧を描いて丸くなっていますが
インラインではタイヤがシニア用なら4つ、ジュニアで3〜4
、ゴーリーで5つ付いています。靴によってタイヤの接地面
にはいろいろと変化をつけてあります。(ハイロー・フラットな
ど)

シニア用のもので話を進めさせていただくと、足首を深く曲
げて前1〜2番目のウィールに強く乗った状態、真ん中の2
〜3番目のウィールに乗った状態、後ろ3〜4番目のウィー
ルに乗った状態の主に3種類に分けて考えられると思いま
す。
前の2つに乗った状態は細かくスケートを動かしやすく、微
妙なグリップ調整も出来るので様々なフェイクやダッシュの
時の最後の蹴り、着地する時、ターンの最初に乗ることなど
が多いようです。
真ん中2つは安定した状態を作りやすいので、ダッシュの速
度を着地足に伝えるとき、ターンの最中やストップの動作中
などでしょうか。
最後に後ろの2つに乗っているときは重心は非常に不安定
なのですが、タイヤが回りやすいという長所があるので上級
者は高速なスケートを維持するためにここに乗ってスケーテ
ィングするそうです。
インラインではかかとに近いと言うことは重心が足を伸ばして
もかかりやすいのでストップの摩擦力のために乗ったりもしま
すね。
普段歩行の時には無意識で行っている体重移動も重心のか
け方もスケート靴という特殊なものを履くことでより強く意識し
た正しい乗り方を心がけないと思うように動けるようになりま
せん。
初心者のみならず中上級者もウィールのはっきりしないエッジ
や前後の重心を強く意識してトレーニングすることで新しいス
ケーティングテクニックやスピード、力強さを得られることにな
ると思います。
|
 |